【alain mikli】2017.2展示会へ行ってきました。
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特集「セレクトの現場」。今回は2/15にフランスを代表するアイウェアブランド【alain mikli(アランミクリ)】の新作展示会へ行ってきましたのでレポートさせていただきます。
会場は東京・青山にあるミクリジャポンのオフィス内にある展示スペースにて行われました。
展示スペースにはお洒落なディスプレイやオブジェなどもあり、眺めているだけでも楽しいのですが時間も限られているのでそろそろ本題へ。
受注形式は飾ってある中から自由に手に取って色々試していきセレクトしていく方式。オーダーシートを片手にいざスタートです!
今回の新作は2016年11月に先行して海外の展示会にて発表されているものとのことですが、今季のデザインコンセプトを大きなカテゴリでまとめると『ヨーロッパのモードなテイストで』『ミニマルなクラシックではなくボリューム感やオーバーサイズで』『40代から50代の女性をターゲットにして』とのことです。もちろん男性が掛けたくなるような新型&カラーもあるので心配しないでください。
写真の奥の棚から順番に【新作】【既存モデル追加カラー】【直営店限定カラー】という区分けです。
ではまず【新作】からご紹介致します。
↑モデル名【A02020】
一目見て違いを生み出すのが【alain mikli】最大の長所であり特徴でもあります。3層に段になったメタルブロウの空間的なデザインとウエリントンベースのシェイプの描き出しが実に見事なデザインです。セル生地のテンプルはカラーリングが調和するように整えられており目力をグっと高めるアイウェアです。
クラシックとはかけ離れたシェイプを描き、色彩豊かなセル生地の表面にデザインを施したシートを貼りあわせることで近未来的な雰囲気を作り出した繊細なモデルです。2層の異なる素材の組合せ方はたくさん存在しますが【alain mikli】らしい発想が垣間見えるそんなひとつの”芸術作品”に仕上がっています。
こちらは上で紹介したモデルの玉型違い。大胆なフォックスは現代シーンにおいて非常に挑戦的です。でも【alain mikli】のメガネとして存在を捉えた時に”これ位はやって当然”とすら思ってしまったのも事実です。
上で紹介した各モデルのカラーバリエーションを収めたワンショット。個人的には右上のブラック×レッドが気になります。
続いてはセルフレームよりご紹介。
やや大きめにデザインされたスクエアベースのデザインです。さて、このモデルの特徴は何だと思いますか?この写真だけ見て”いかにも【alain mikli】らしい”と感じたらそれはもう立派なアイウェア通です。・・・答え合わせをすると、上リムのブリッジ側と下リムの外側にそれぞれシェイプに斜めのカットが平行になるようにつけられています。つまりはこれ”六角形”のフレームなのです!こういうウィットに富んだアイウェアなら仕事でも使えそうです。・・・入荷予定ありです。
続いてはこちら
やや大きめのボストンシェイプを細身に仕上げたタイプです。特徴としてはブロウ部分に注目。角(ツノ)が出たカッティングが施されています。横や斜めから見るとこの独特なブロウが実に多彩な表現力を放つため見る人を飽きさせない不思議なテイストになっています。ボストンシェイプであるにも関わらずクラシックやビンテージからこれほど遠いアイウェアも中々あるものではありません。
こちらは上で紹介した2モデルと比較するとやや落ち着いたシェイプになっていますがカラーバリエーションが6色展開。それもブランドならではの色遣いなので必見です。
こちらは上で紹介した新型セルフレームのカラーバリエーションのワンショット。これだけ見ても目移りしてしまいそうなのでこれ以上は割愛です。ご了承くださいませ。
こちらは既存モデルの追加カラーを収めたワンショット。気になります。特に見切れてしまった横のカラーが…。次回までに写真の腕をもう少し上げたいと思います。
そして次は【既存モデル追加カラー】の棚へ。と言いつつも新作サングラスも少しご紹介。
メタルをベースにしつつアセテートをデザインに組み込んだ実に革新的なアイデアのコレクションです。”奇抜”や”独創性”はもちろん個性的なアイウェアには必須ですが、そのどれとも異なるジャンルから解釈したかのようなファッションアイテムです。それでも1度はこういうサングラスを掛けて外を歩いてみたいです。
そしてこちらは日本製で復刻したシンプルコレクション【A00700J】【A00701J】の生産本数限定のカラーです。クリアカラーのフレームということも確かにリミテッド感を刺激しますが、それだけではありません。何と、芯金にゴールドメッキを施した非常に手の込んだモデルになっています。通常はシルバーの芯ですがさすがというべきか恐るべき執念ともいうべきか、とにかく存在感は圧倒的でした。ちなみに写真は【A00701J】です。
最後は【直営店限定カラー】の棚ですがこちらは人気の絶えないモデルがずらりと並んでいました。
ということもありこちらの2枚の写真で少しだけご紹介。【alain mikli】の中でも特に愛用者が多い細身のレンズシェイプのモデルが多い印象でした。コンビネーションモデルやサーモントスタイルなどクラシックというカテゴリでありながらもその気配を微塵も感じさせない現代的なスタイルは捨てがたいカテゴリです。
少し休憩を挟みたいところですが、勢いそのままに続けます。
ディスプレイの写真にあったオブジェを見て何となく想像された方も中にはいらっしゃるかと思いますが、続いてご紹介するのは総合デザイナー・フィリップスタルク氏とのコラボレーションブランド【STARCK EYES(スタルクアイズ)】の新作もガッチリレポート致します。
【STARCK EYES】と言えばドラマ「ハゲタカ」にて俳優の大森南朋さんが着用したことで日本での知名度を上げました。特に【PL0001】のシャイニーシルバー×クリアはもはやブランドを語る上では外せない重要なアイテムになっており、そのデザインの完成度に手放せなくなり、カラー違いや同じフレームを何本か所有される方が多くいらっしゃいます。1度は再生産の目途が立たずにいましたが昨年秋よりようやく日本製での待望の復刻が叶いカラーバリエーションも含めて展開が開始されました。日本製の復刻モデルは現在【SH0001J】という品番で展開しています。
ということで収めたワンショットがこちら
1番上の段に並べられた【SH0001J】のテンプルカラーがとても気になります。
こちらが1本ずつの写真です。もはや説明不要の特徴的なメタルブロウカラーはシャイニーシルバーですが、テンプルに採用されたカラーはクリアカラーに色を取り入れたいわゆる『キャンディーカラー』仕様の衝撃的カラーです。メタルフレームのシャープなイメージは男性の物と考えていた女性の方にもお勧めしたいカラーです。というのも実際に掛けた時にクリアカラーをベースにしているためかクセが少ないので細身の掛けやすさも相まってビジネスライクなスタイルとカジュアル感を備えたものに仕上がっています。カラー展開は【ライトブルー】【ライトグリーン】【ピンク】【パープル】の4色展開でいずれも『20本限定生産』という貴重なコレクションになっています。
(※2017.2.16 【ライトブルー(col.0430S)】1本入荷致しました!)
こちらはセルフレームのコレクションです。ワイヤーヒンジを組み込みつつ細身で掛けやすいスタイルとカーブ感を少なくしたクセのないスタイルが今季の特徴です。
そして今季注目のモデルがこちらです。モデルのテーマは「徹底的に無駄を削ぎ落したデザイン=リムレス(縁無し)」となったそうです。ボストンタイプとスクエアタイプでそれぞれ2サイズにて展開となります。ストレートのブリッジデザインやレンズシェイプから工学的感性が伝わってきます。
今回のレポートは以上で終了です。
【alain mikli】と言えばブランド発足以降「見るための、見られるためのメガネ」というコンセプトでそれまでのアイウェアの常識を覆したブランドとして今もなお勢いのある愛用者の多いブランドです。イタリア・マツケリ社でオーダーしているアセテート生地を用いた鮮やかなコレクションの数々はファッションアイテムとしての奇抜さや独自性は群を抜いており、個性的なメガネを探している人にはまさに最高のブランドだと感じています。
新作の入荷はいずれも3月末から4月上旬になるとのことですが、入荷の際はブログ・オフィシャルサイト・各SNSにて順次紹介していきますのでぜひお見逃しなく!今から入荷が待ち遠しい限りです!2本目・3本目など眼鏡で個性を表現してみたい方はぜひお店でお試しくださいませ!
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