【999.9】「Four Nines New Collection 2017 SPRING」展示会レポート
(↑写真は東京展示会会場としてお馴染みとなりました世田谷ビジネススクエア内の999.9オフィス入口)
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特集「セレクトの現場」。今回は4/19に行われました【999.9(フォーナインズ)】の2017年新作コレクションの展示会に行ってきましたので新作の見どころをいち早くご覧いただき、店頭に並ぶ日を心待ちにしていただきたいと思います。
前回のレポート【NEW COLLECTION 2017 feelsun】の記事は”コチラ“(別ページで開きます)。
今回のコンセプトは読んで字のごとく【QUA-REA -品質が生きる場所-】となっています。「眼鏡は道具である。」とは同ブランドが唯一絶対に掲げるコンセプトであり、機能性を追求した上でデザインを生み出していることはもちろんのこと日本製の高品質なフレームが昨今の眼鏡市場(しじょう)にあって支持され続ける理由でもあります。そして、2017 SPRINGのテーマは『with life, with you あなたと暮らしのあいだに』となっています。
それではさっそくコレクションをご覧くださいませ。
【APM-05シリーズ】
共通認識としてNPシリーズには【逆Rヒンジ】という画期的なスタイルを採用している反面、「フロントとテンプルとの間に隙間が空いてしまう」という見た目の一体感がやや通常の眼鏡とは異なります。これを解消するためにベータチタンをテンプル内部に組み込んでいます。また、「バネ性のある広がるテンプルで柔らかな掛け心地」というだけであれば昨今ではもっと安価でも手に入りますが、高品質な1本のフレームをより大切に使い続けたいという方にとっては向きません。
APMシリーズ(コンビネーション)に関してはチタンテンプルの途中から”しなら”ないように【逆Rヒンジ】と同じ発想を元に合口付近にテンションを設けることで2段構えになっています。そのため掛け外しを繰り返してもフィット感を維持し続けることが可能になっていることが重要なポイントです。
AP(アドバンスドプラスチック)シリーズは”安価なシリーズ”というイメージが先行しがちですが、クオリティを落としているということではなく、「シンプルな見た目と機能性を追求した結果低コスト化を実現した」ということをことを再認識させてくれる、まさに【999.9】を代表するシリーズの一角です。
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モデル名【APM-05】シェイプはスクエアです。
モデル名【APM-06】シェイプはボストンです。
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クラシックやコンビネーションというトレンドを追い求めるだけがメガネではなく、シンプルで使いやすいスタイルも同時に育てていくことを念頭に置いたシリーズです
【999.9】の眼鏡フレームをすでにご愛用の方にとってはもはや”説明不要”の不動のコレクションとも言えるNP(ネオプラスチック)シリーズにおける今作はこれまで同様の【逆Rヒンジ】はもちろんのこと、交換可能なクリングスアームメタルパーツによってより長く気にいったモデルをご愛用することができます。フロント、テンプルともに細身のデザインでクセが少ないため安心感のある1本としてお使いいただけます。
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モデル名【NP-725】シェイプはスクエアです。
モデル名【NP-726】シェイプはウエリントン寄りのスクエアです。
モデル名【NP-727】シェイプはスクエアです。【-725】と比べて緩やかなブロウラインが特徴です。
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NPシリーズのコンビネーションスタイルです。通常のコンビネーションとは異なり、合口の【逆Rヒンジ】パーツ箇所のワンポイントにラインを施したメタルパーツを用いたことで、主張を抑えつつ高級感を押し出したスタイルです。
クセの少ない細身のデザインを引き継ぎつつキーホールブリッジを取り入れ、レトロなクラウンパントシェイプとボストンシェイプで展開。“ネオ・クラシックスタイル”1つの完成系とも言えるシリーズへと進化しました!
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モデル名【NPM-60】シェイプはクラウンパントです。
モデル名【NPM-61】シェイプはボストンです。
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【M-45】シリーズ
ミックスフレームと呼ばれる“M”のラインは思わぬ名作が飛び出す素材の垣根を越えたコンビネーションを提案してくれます。今回はサーモント(ブロウ)スタイルでの発表となりました。
サーモントはクラシカルな存在感というだけではなく実はとても使いやすいスタイルです。プラスチックによる表情の豊かさとメタルリムによるシャープ感を同時に演出するため、両方の良さを持ち合わせたイメージを作ることができます。また、今作は配色もこれまでなかったブラック×ゴールド(イエローゴールド)をラインナップに組み込み、高級感が高まったのもポイントです。
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モデル名【M-45】シェイプはボストンです。
モデル名【M-46】シェイプはウエリントンです。
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【S-145T】シリーズ
同ブランドのメタルフレームシリーズ最新作はNPMのコンビネーションスタイルで得たモダン形状を取り入れ、メタルフレームにありがちであった掛け外しの面倒を徹底的に排除した革新的なスタイルです。スっと負荷なく掛けられるストレートテンプルと絶妙な厚みの違いでしっかりとフィットさせる技は非常に心地良く、長期的な視野でアイウェアライフを考えた時に大きな付加価値として活きてきます。
【S-145TCL】シリーズ
そして何より本コレクションはこれまでと大きくスタイルを変え、「メタルフレーム専用のクリップオンサングラス」が登場しました。仕様として今最も注目を集める「跳ね上げ式クリップ」であること。機能的な「偏光レンズ」であること。そして、カラーバリエーションも豊富な「プラスチックリム」による豊かな表情を生み出すことです。黒縁を始め、べっ甲柄やカーキ、そしてキハク色といった同ブランドの中でも支持の高いカラーを展開し、1本のメタルフレームがクリップオン次第で多彩なスタイルを作り出すことができるある意味で最もシステマチックに仕上がったコレクションかもしれません。これまで市場で少なかったスタイルを提案することも時代をリードし続けるブランドの役割をしっかりと示してみせてくれたように感じます。
↑【専用クリップオン】装着スタイル
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【S-145T】シェイプはボストン
【S-145TCL】専用クリップオンサングラス
【S-146-T】シェイプはボストンベースのスクエア
【S-146-TCL】専用クリップオンサングラス
【S-146-T】キハクカラーのクリップオン装着スタイル
※【S-147T】は同コンセプトのスクエアスタイルで展開しておりますが、専用のクリップオンを展開しておりません。
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【TW-10T】シリーズ
表情を余り変えたく無かったり、縁が視界に入ってくるのを防ぐ効果もあるツーポイント(リムレス)の新作です。
本シリーズの特徴は【逆Rヒンジ】をあえて採用せずシンプルでスッキリとした見た目を意識しています。縁が無いため、よりパーツとしての存在感が出てしまっていたことを問題提起したスタイルです。チタンテンプルの厚みを各所で変え、テンプルの途中からしならないように細かな設計を施しているのも大きなポイントです。また、シリーズの特徴として智の位置をこれまでより「やや高め」に設定してバランスを整え、これまでのツーポイントには無かったより一体感のあるスマートな見た目を生み出すようにしています。
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【TW-10T】シェイプはスクエアです。
【TW-11T】シェイプはボストンです。
【TW-11T】シェイプ違いでも展開しています。
今回のコレクションを実際に見て掛けてみて改めて実感することは、品質の高さから感じた「安心感」です。これは眼鏡を掛けるということの原点に立った時にとても貴重なことです。ご紹介させていただいたフレームは順次入荷予定です。入荷情報はブログやSNS等でも公開していきますので併せてチェックしてみてください!
余談ながら、【Four Nines New Collection 2017 SPRING】についてはファッション雑誌【LEON 2017年6月号】のメガネ特集にて大きく取り上げられています!気になった方はお近くの書店等でご覧くださいませ!
さらに、大変多くのお問い合わせをいただいておりますモデル【M-36】もようやく再入荷致しました。中々手に入れる事が出来なかったという方はぜひ当店までお問い合わせくださいませ。
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