1923年にのルイ・ラフォン氏がフランス・パリのマドレーヌ界隈に眼鏡店ラフォンブティックをオープンさせたところまで遡ります。2代目のジャン・ラフォン氏の時代に後に3代目となる若きフィリップ・ラフォン氏とその妻・ロランス氏がオリジナルのコレクションを発表しアイウェアブランドとして始まりました。パリの"アール・ドゥ・ヴィーヴル(フランス人の哲学や美学に基づく心地よい生活スタイル)"に根差した独自のテイストが誕生しました。テキスタイルデザイナーだったロランスの豊かな才能から放たれるパリ・テイストの洗練されたデザインや配色のセンスは世界中から瞬く間に高い評価を集めました。現在はロランスの息子であるトーマ・ラフォン氏が4代目のチーフデザイナーに就任しラフォン家のDNAを受け継いでいます。"lafont."のデザインスタジオはパリの南に隣接する住宅街にあります。分厚い美術書や専門書がぎっしりと収められた壁はデザインチームが日夜ブレーンストーミングするための写真やメモで埋め尽くされている程です。他にも色見本の布生地やセル生地、リボンやボタン倉庫まで見ればランプや鳥かご、花瓶、額縁、植物の木片までラフォンの歴史が脈々と息づくそれらは新しいメガネフレームやサングラスのモチーフにも使われています。そうして生み出されたコレクションの数々はエレガンスでパリの街中を歩いているような気分にさせてくれるもので溢れています。
取扱店:自由が丘店・麻布店